ハボロネは、ボツワナ共和国の首都で、南西部に位置しています。
おそらく、この名を聞いて、アフリカの一首都というよりは、“ハバネロ“ と辛い名前をイメージされるかもしれません。
アルファベットで書くと、GABORONE ですが、ツワナ語(ボツワナ語)では、GAを「ハ」と発音することが多く、現地では、ハボロネと呼ばれています。
それでも、欧米の方々は、ガボロネと呼ぶことが多いようです。
どちらでも通じるので特には問題ないでしょう。
街のサイズは、169㎢で、ボツワナ総人口(約260万人)の約1/10が集まり、主要な政府機関やサービスなどが集結しています。
幹線道路だけでなく、裏側でも舗装されている道が比較的多く走りやすいため、年々、交通量も増えてきています。
また、ハボロネには、初代大統領にちなんで名付けられたサー・セレツエ・カーマ国際空港という空港があり、ここからは南アフリカのヨハネスブルグ行きのフライトが毎日数便運航しています。
近年では、エチオピア航空により、日本からアディスアベバ経由でハボロネへ飛べるルートがあり、南アフリカを経由しなくてもボツワナへアクセスすることができます。
とはいえ、サファリで有名な国立公園や自然動物保護区のほとんどは北部に位置し、旅行者は北部の空港から出入りするのが主流となっているため、ハボロネ空港は、ビジネス目的で来られる人たちの利用が中心となっています。
ちなみに、ハボロネには、在ボツワナ日本国大使館があり、いざという時には心強いです。
万が一、北部での旅行中にパスポートを紛失されてしまった等、トラブルが起きた場合には、この南部ハボロネまで来る必要がありますので、貴重品の管理には十分にお気を付けくださいね。