バオバブの島?
ご存じのとおり、ボツワナは完全な内陸国であり、海があるわけではありません。
そこに、島って?
いまから一万年以上前、そこは塩分を含む巨大な湖でございました。
そこに、ポツンと現れる島がありましたが、後に湖の水はすっかり枯渇してしまい、現在その周辺には、塩の成分を含む大地だけが塩類平原として残りました。
そして、そんな真っ白でまっ平な大地にぽつーんと残った、“突き出た岩” 、これがアイランドですね。
またこの “突き出た岩” をセツワナ(ボツワナ語)でいうと、“レクブ“ となるため、レクブアイランドになったようです。
ちなみに、“クブ” アイランドと呼ばれることもあるのですが、“クブ”は、セツワナで“カバ”という意味になります。
“突き出た岩” とはちょっと意味合いは違うかもしれないですが、水があった頃はカバにも見えたのかもしれないですね。
私自身も、レクブといってみたり、クブといってみたり気分次第で変えていますが、どちらでも理解してもらえます。
そして、その狭いスペース(長さ約1Km)には、多数のバオバブの木がその長い根をくねくねと絡ませ合いながら共存しています。
この島がある場所は、きっとみなさんも名前だけは聞いたことがあるかもしれない(だと嬉しい)、広大なマカディカディ・パンという塩類平原の一部にあたります。
とにかく、ここの景観が本当に神秘的で、まるで別の惑星に来たかのような想いに浸れる無限的な世界が広がっています。
そして、是非、みなさまにも見逃していただきたくのは、レクブアイランドのずっと向こうに延びる広大な地平線に昇る日の出を拝むこと!
そのためには、ここで一夜を過ごします。
とはいえ、ここにはロッジ等の施設がないですがらテント泊をしましょう!
そんな遠隔地でも、至れり尽くせりのキャンプ、ご用意いたします。