スコットランドの探検家により発見された滝

世界三大瀑布ともいわれる所以は、行って見てわかること！

現在では、南部アフリカでも、行っておきたい場所上位にランクインするほどの人気観光スポットとなっています。

この滝は、19世紀の宣教師で探検家であったスコットランド人、デイビット・リビングストーンがヨーロッパ人で初めて見つけ、その壮大さから、大英帝国のクイーン・ビクトリア女王を冠してその名がつけられました。

どこにあるの？

この滝は、いったいどこの国に属しているの？と思われる方も少なくないかもしれません。
この滝は、南部アフリカのジンバブエ共和国とザンビア共和国の両国にまたがり、ザンベジ川から流れる大量の水が一気に落ちてゆく壮大な滝なのです！
ということで、この滝全体を両国が仲良く分け合い入り口もそれぞれの国にあります。

世界遺産になった理由としては、世界三大瀑布といわれるにふさわしく、横幅（1,708 m）および高さ（108 m）として世界的にも最大級であることです。

高さは、ナイアガラの滝の約2倍以上もあるということで、落ちる水の迫力ある轟音を体にズシンと感じながら、跳ね返り飛沫をかぶることも覚悟してください。

ジンバブエ側の滝は、ビクトリアフォールズと呼ばれますが、街の名前自体もビクトリアフォールズであるため、ザンビア側の滝は、モシ・オア・トューニャ（バンテュ―語で：雷鳴のする水煙）との名で知られています。

どちらの国の滝がお勧め？

滝を広範囲で見るなら、ジンバブエ側がお勧めかもしれませんが、ザンビア側も景観に関しては引けをとっておらず、同じような魅力、迫力を感じられるでしょう。

街を歩かれたり、土産店やおしゃれなカフェなども楽しむのなら、ジンバブエ側が過ごしやすいかもしれません。

あとは、興味ある滝周辺のアクティビティにもよるでしょう。

ビクトリアフォールズブリッジから飛び降りるバンジージャンプや、ジップライン体験などのアドレナリン出まくりのアクティビティなら、ジンバブエ側が充実しているかもしれません。

また、時期限定になりますが、滝が落ちるすぐ手前にある水に入ることができる、デビルズプールというアクティビティでは、落ちる寸前の水の気持ちになれるでしょう。これもある意味アドレナリン系かもしれませんがザンビア側で体験できます。

他にも様々な興味深いアクティビティがありますが、滝を上空から眺めるヘリコプターフライトは、どちらの国からでも体験できます。

時間がある方は、欲張って体験しちゃいましょう。