海あり、山あり、歴史あり、そしてワインあり、の魅力が味わえる街
南アフリカ共和国の行きたいところとして、真っ先に上がるのがケープ・タウンなのではないでしょうか。
17世紀にオランダ人がこの地に入植を始めて以降、少しずつ発展を続け、現在のケープ・タウンは世界でも有数の観光地になっています。
海沿いに位置するV&Aウォーターフロントは、過去と現在のケープ・タウンが上手く融合した場所となっており、ショッピングやお食事をおしゃれに楽しめます。
お土産も様々な物が豊富で目移りしてしまうかもしれません。
また、可愛らしい観覧車に乗って、ウォーターフロントを少しだけ上から見下ろしてみるものいいですね。
また、このウォーターフロントからフェリーでいける注目のアクティビティとして、ロベン島ツアーがあります。ロベン島には、第二次世界大戦後の南アフリカ白人政権が政治犯を収容する刑務所があり、後に南アフリカの大統領になるネルソン=マンデラ氏などが収監されていました。
アパルトヘイト政策の象徴ともいえるこの島ですが、1999年に世界遺産に登録されました。
色々と考えさせられる貴重な時間となるでしょう。
一方、ウォーターフロントでお食事をしながらテーブルマウンテンを眺めるのもいいですね。はい、名前のとおり、頂上がまっすぐテーブル状になっている山のことです。
見るだけでなく登ってみたい!という方は登ることも可能です。標高1,086mですので頑張ってください。
いやいや、そこまでは…。という方もどうぞご安心を。
ケーブルカーという強い味方があります。
ただ、このケーブルカーは天候の変わりやすい山では運休になることもあるので、事前にチェックされてくださいね。
そして、なんといっても、やはり一度は行きたいと思う人気の行先は、ケープ・ポイント、喜望峰、そしてペンギンコロニーなのではないでしょうか。
ケープ・タウンから南へ車を走らせ、美しい景色ケープペニンシュラ(半島)をのんびり走ります。そして、ケープ半島の突端である喜望峰を訪れ、大西洋の壮大オーシャンの眺めを楽しめます。
同じケープ半島にある、ボルダーズビーチには、癒しの空間が待っています。そう、野生のペンギンコロニーです。このビーチでは、ペンギンたちが日々の営みが見られ、その愛らしい動きに人々は癒され、人気の観光地となっています。
1982年に、たった二羽のアフリカペンギンがここで繁殖を始めことをきっかけに現在では3,000羽以上の大きなグループの生息地となったというから驚きですね。
街を散策して、山に登って、海を見て、それでもまだ時間があるのでしたら、ケープ・タウンから郊外にあるステルンボッシュ(Stellenbosch)へ行って、南アフリカワインを体験するのはいかがでしょうか。
ステルンボッシュやその周辺は、ワインを作るのに適した気候で、数多くの有名なワイナリーがあります。ケープ・タウンからのワイナリーツアーもありますが、緑多く広大なブドウ畑を望める居心地のいいワイナリーロッジでの滞在もお勧めです。