ボツワナに住むブッシュマン(サン人)について
ブッシュマンという名は、1980 年代に放映された映画『ミラクル・ワールド・ブッシュマン』で世界的に有名になりましたが、別名”サン”または”コイサン”などと呼ばれています。
彼らは、南部アフリカ全域に住む狩猟採集民族ですが、ブッシュマンが最も多く住んでいるのはボツワナだとされています。
かつてのブッシュマンたちは、ボツワナの中心に大きく広がるセントラル・カラハリという乾燥した大地で、狩猟・採集をしながら生計をたてていました。
しかし、1979 年の定住化政策により、そのエリアでの狩猟および居住が全面的に禁止となり、そのエリアの外側にあたる土地での定住を余儀なくされました。
新しい土地での定住生活により、ブッシュマンのライフスタイルは大きく変化しました。
狩猟採集生活からお金でものを買うという現代社会の生き方へ強制的に変更せざるを得なかったのです。
このような複雑な背景に加え、郊外の不便なエリアでの生活、ツワナ人との言葉の違い、周囲に仕事がないこと、等の要素により、現代において厳しい生活を強いられています。
そんな村人たちは、先祖から受け継いだ、ブッシュでのサバイバルスキル、伝統、そしてそのスピリットを子孫へ伝えてきました。
そして、その伝統を絶やさないためにも、村人の収入源を作っていくためにも、観光を通じて全世界の人々と関わってきました。
ブッシュマン体験
しかし現実的には、単発のアクティビティを提供するかたちで旅行者と関わることが多く、村全体の人々が豊かに暮らせるほどの収入は作り出せていません。
そこで、私たちは、もう少し彼らと深くかかわれるような企画はないかと考えました。
ブッシュマンの子孫たちが暮らす村に数日滞在をしながら、彼らの生活様式や考え方、伝統的なスピリットとサバイバルスキルを直接学びながら、何かを感じて頂く企画です。
私たちの日常と大きく異なる環境での体験から、多くのことを学び、気づきを得るだけでなく、村人への貢献ができることで、お互いがハッピーになれる機会だと思っています。
さらに、村滞在の後には、ボツワナサファリも体験していってください!
彼らの伝統文化に興味のある方、もう一度心をリフレッシュなさりたい方、サファリだけでない非日常を体験されたい方にお勧めの体験プランですので、ご興味おありの方は、是非お問い合わせください。
3名様以上でご参加頂きますと、村への貢献が期待できます!
温かいご支援を、お待ちしております。