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ボツ Wagyu(←勝手に命名)を味わう日も近い?

ボツワナでは、放牧による100%牧草牛(グラスフェッドビーフ)の、ヘルシーで美味しい赤身の牛肉が楽しめます。

しかし、最近ボツワナが和牛を輸入したニュースが話題になっています。
その輸入先は日本ではなく、なんとオーストラリアから!
オーストラリアでも和牛の飼育が進んでいることはご存知かもしれません。

柵のない野原を自由に歩き回り、好きなように草を食べるストレスフリーなボツワナ牛は、穀物で育つグレーンフェッドビーフに比べて、かなり質の高いヘルシーな肉であることは言うまでもないかと思います。

一方で、画期的な飼育方法により育てられる和牛の肉は、青魚等が持つオメガ3脂肪酸という成分が含まれることでも知られています。

和牛の飼育方法としては、牛の食欲を促進するために、ビールを飲ませる他、定期的にマッサージを施したり、また毛並みを良くするために日本酒を振りかけるという話もあります。そのような丹念な作業によって牛のストレスも低く抑えられ、やわらかいお肉の要素となっているのだとか。

放牧こそが飼育方法だと信じられているボツワナ畜産業の常識を覆す驚きの手法の数々ですね。

自分が牛ならどちらの生活がいいだろう。。

今回、オーストラリアから送られた和牛は92頭で、4頭の種牛と8頭の若いメス牛が含まれているそうです。
まずは、ボツワナの南にある、ラマタバマ村の人工授精研究所で様々な試みが行われる予定で、近い将来、ボツワナビーフと和牛のかけあわせ牛にお目にかかれる日が来るのかなあ。

それでも、ボツワナの牧草100%牛も、食べ応えがあって十分美味しいですけどね。